第222回狭山湖湖畔からトトロの森を歩く(11月の例会)を実施しました

週間の天気予報では雨になるとのことで、非常に心配でしたが、当日は天候に恵まれ絶好のウォーキングの日となりました。 健康歩こう会「11月の例会」は、埼玉県所沢市の狭山丘陵を歩きました。                            実施日  平成30年11月17日(土)集合時間 午後 1:00                        集合場所 西武狭山線・山口線 西武球場前駅改札口

狭山丘陵といえば、東京都の水瓶である狭山湖(人造湖)・西武のレジャーランド、今は「トトロの森」がある、おいしい空気と大自然を満喫できる、首都圏エリアとして有名です。                            柿本会長の挨拶.連絡事項、ウォーキングのためのストレッチを実施。コースリーダの合図で、総勢25名はスタート地点西武球場前駅を出発しました。

目の前はメットライフドーム(西武ドーム)

西武ドーム

埼玉県所沢市にあるメットライフドームは、埼玉西武ライオンズが拠点としているドーム球場ですが、東京ドームや名古屋ドームなどとは一味違う魅力が隠れています。その魅力とは「屋外」の要素を持っていることです。昭和54年(1979)に開場した当初は、西武球場と呼ばれ、屋根が設置されていませんでした。その後平成11年(1999)から架設を開始し、今では屋根のある西武ドームとなりました。しかし、完全なる屋内施設とはなっておらず、屋根とスタンドの間がオープンになっているので、天候条件によっては上段の客席に雨が吹き込み、雷鳴も屋外と変わらない大きさで聞こえるというのがこのドーム型球場の特徴です。その他にも外野席には椅子が設置されていない点や、ドームであるのに場外ホームランがあり得る点は、西武ドームならではの楽しみ方に繋がっています。                                   駅を出てすぐの場所に立派な寺院があります。狭山不動尊という、天台宗のお寺です。昭和50年(1975)に出来た比較的新しいお寺ですが、西武グループが開発した各地からの文化財を移築して創建されました。正式名称は『狭山山不動寺』で、開基は西武グループの元オーナ堤義明氏であることから、まさにに西武グループの狭山不動尊と云えるのです。そして狭山不動尊前にメットライフドーム球場ができたことから、毎年埼玉西武ライオンズが必勝祈願に参拝しています。メットライフドーム球場を望む正門が、増上寺から移設された『勅額門』この勅額門は、増上寺境内の台徳院(二代将軍徳川秀忠)廟に建てられていたもので、三代将軍家光が建立しました。台徳院の霊廟は、現在のザ・パークタワープリンス東京と芝公園の敷地ですから、大変広大な霊廟(れいびょう)でした。この他、同じ台徳院廟にあった『御成門』、更に秀忠の正室で、三代将軍家光の生母である崇源院(江)廟所にあった通用門『丁子門』も移設され、いずれも国指定重要文化財に指定されている豪華な“三門”なのです。それ以外にも二つの多宝塔や六角堂など各地から移設された文化財が一堂に会いしており、見所があります。                                                      ( 他文化財13ヵ所見学)

狭山不動尊をあとにするとすぐ目の前に、山口千手観音と記されたゲートが建っています。これを抜けて200m程進んだ先がその山口観音、先ずは仁王門がありました。山口観音は吾庵山金乗院放光寺といいます。真言宗豊山派の千手観音を祀る寺院です。この仁王門が南北朝時代の建立である事からも分かる様に古刹で、年月は若干遡りますが、新田義貞が鎌倉を攻める時にこの寺に立ち寄った事も伝えられています。そんな由緒正しいお寺ではあるけど、境内を巡ってみると沢山の驚くものを見つけて、けっこ楽しいです。

新田利貞の愛馬像(白馬像)

本堂の前に設置された、香炉に注目、両脇に2頭の龍、龍がつかまっている部分には、ラーメン丼によく使われるあの渦巻き模様です。全体の印象はなんとなく中国風です。そして不思議な顔を持つ脚です。本堂に鎮座してますおびんずる様は撫でると、自分のその部分の病や悪いところが治るとのことです。インドのネパールで造られたプレイグベル、本堂に108個設置されています。これを手で回しながら本堂をぐるっと1周できます。マニ車を一回まわすとお経を一回読んだことになるそうです。享和年間(1801-1804)に作製された七福神の図、古い絵画も、見入ってしまいます。日本の寺院にしてはかなりカラフルな建物を見つけました。中国風布袋尊堂(ほていそんどう)カラフルなお堂には、七福神が整列しています。七福神の顔って、いつ見ても心が和みます。開山堂、こちらはぽっくりさん、このお地蔵さんを信仰すると、長く患うことなくぽっくりと極楽へ行けるらしいです。 水子地蔵(みずこじぞう)丘の斜面を利用して、目を見張るほど数多くの水子地蔵が並んでいました。山口観音の水子供養はとても有名らしいです。これまたエキゾチックな釈迦像が安置されていました。案内板によると、どうも元はミヤンマーのものです。更に丘を登って行きます。 どっしりとした八角形の五重塔がありました。総工費6億5千万円を費やして、平成11年に建立されたものです。五重塔の傍らには洞窟があり、仏国窟と記されています。中を巡ると、四国八十八箇所や西国三十三箇所などの札所を巡拝したのと同じご利益があるらしいです。けれど、洞窟の中はわりとがらんとしていて素っ気ない感じでした。

このお寺のあるところが、多摩湖と狭山湖の分岐になるので、少し多摩湖周辺の遊歩道を歩き、狭山湖方面に行きました。車の通りが多く、特に横断に注意、そして県立狭山自然公園の入口に着きました。この中を少々歩いて狭山湖に出ました。全然所沢市という感じがしない、向こう岸は自然が多くて、ここだけ別世界の感じです。でも振り返れば住宅地があるという、なんとも不思議な感じです。

狭山湖(正式名称「山口貯水池」)は、埼玉県の南中部に位置する所沢市と入間市の境界にまたがっており、多摩川の水を導水して昭和9年(1934)に東京都の水瓶として完成した人造湖です。湖周辺は県立狭山自然公園となっており、埼玉の「自然百選」にも選ばれています。春は桜、夏は萌える緑の森林浴、秋の紅葉、冬は湖面に映る富士山と夕日など、1年を通して、季節ごとにその美しさが楽しめることから、たくさんの観光客が訪れます。平成14年11月(2002年11月)に堰堤強化工事が終了し、前にも増して湖としての景観が素晴らしいものになったそうです。ここで、「11月の例会」の集合写真を撮り、休憩しました。狭山湖沿いの歩道には湖の環境・堰堤工事の内容・湖の規模.機能等の説明パネルが各所に設けられており、学びながら10分程まっすぐ歩き、県道にでました。交通量が多く、横断するのに非常に厳しく時間を要しました。 次のポイント、メガソーラー所沢に着き、広大な土地にソーラーパネルが一面に敷き詰められていました。凄く、景観も素晴らしいです。

太陽光パネルはシャープ製です。

メガソーラー所沢は、平成26年3月(2014年3月)に発電開始した埼玉県内初のメガソーラー(大規模太陽光発電所)です。 発電出力は1.053MWで、年間発電量は約260世帯分に相当する106万6560kWhを見込む。また、年間、500トン(杉の木換算で3万5700本)の二酸化炭素(CO2)削減効果が見込めるということです。太陽光パネルはシャープ製、パワーコンディショナ(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用しています。

狭山茶の茶畑

トトロの森に向かう道端は狭山茶の茶畑がきれいに刈り上げ選定、白い花が咲いていました。柿が真っ赤、柑橘類は色づき晩秋の里山を感じました。東京と埼玉にまたがる狭山丘陵は、アニメ映画 『 となりのトトロ 』 の舞台のモデルの一つになった場所として知られています。首都圏に残された緑の孤島と言われる狭山丘陵には、武蔵野の里山の美しい景色が残っており、ゆるやかな丘と谷が続く里山には、オオタカやタヌキなどの動物が住み、四季折々の植物も楽しめます。トトロの森、最初の入口に着きました。水田もあってここは北野の戸谷・トトロの森7号地だそうです。トトロの森は一つじゃなくて、この周辺に44ヵ所以上存在しており、今回は湖畔近くの森を見て回りました。ハイキングらしい森の中のコースとなります。トトロの森11号地、続いて堀口天満天神社のあるところに出ました。森の中のパワースポットぽい雰囲気の神社です。すぐ近くにトトロの森1号地へ続く道があるので、案内板で現在地を確認しました。平坦な山道でしたが階段は高さ、幅が不揃いで歩き難い道を下りました。そしてトトロの森1号地に着きました。何か特別なものがあるわけでもなく、普通の森です。とても自然豊かなところです。近くにあずまやがあるので休憩もできますが、湿地帯があるので蚊が多く、すぐに退却しました。道路に出てトトロの森3号地と15号地を見て、トトロの森の散策は終了です。

この後は西武球場前駅まで住宅街、県道を歩いて戻りました。柿本会長から12月の例会についての連絡があり、解散しました。今日はメットライフドームでコンサート・イベント等の開催がなく、駅前広場は閑散とした一日でした。歩行距離は7.5km。

コースの感想

狭山丘陵にこんな立派な寺院があるとは、西武鉄道がホテル開発によって、お荷物になったと思われる文化財を寄せ集めて造った狭山不動尊、日本の寺院とは思えない雰囲気で、チベットやネパール・タイ・ミヤンマー・台湾・中国などの仏教の国々を、まとめて聖地巡りしているような感覚さえある山口観音、不思議なエリアでした。また、狭山丘陵は想像していた以上に広く、自然が多かったです。首都圏から近いので、たしかにトトロの森として保護していかないと、企業が建物を作って自然を壊してしまいそうな気はしました。 狭山丘陵のこのような自然環境と文化財を守るために、所沢を中心に用地取得をして維持されることを願っています。

ウォーキングスナップ写真

懇親会スナップ写真

( 写真撮影)   北村 卓士

(文章作成) 嶋  義行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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