特別例会「豊洲市場見学」を実施しました

昨年10月に移転直前の築地市場の見学を実施しましたが、その際、「豊洲市場が出来たら豊洲にも見学に行きたい」との声が参加者から寄せられたことから、新装なった豊洲市場の見学を実施しました。

少しでも多くの会員に参加してほしいとの願いから、4月16日(火曜日)、4月22日(月曜日)の2回に分けて実施しました。
参加者は4月16日15名、4月22日14名。集合場所のゆりかもめ線「市場前」駅に集合しました。ともに快晴の天候でした。

市場前駅は、豊洲市場開業に向けて造られた駅ですが、豊洲市場の開業が遅れた影響もあり、オープンするまでは23区内で乗降客が一番少ない駅で「都会の秘境駅」とまで言われていました。
最新の設備を備えた豊洲市場を説明してもらうために、築地市場のツアーをお願いした株式会社ミキキートスの庭野さん、村岡さんに今回も案内をしていただきました。

新装なった豊洲市場は、工場のように感じるという人も居ますが、以前の築地市場に比べると色々な工夫がされています。
まずは、築地市場は関東大震災の直後に設計されました。見学者のことを考えていない設計でしたが、豊洲市場は来訪者が見学しやすく、しかも食品安全を第一に考えた構造になっています。

第1に、豊洲市場は、食品の安全を第一に考えて設計されています。

見学者と、食品を扱うフロアとは完全にセパレートされている構造です。このため、見学者は2階からガラス越しに下のフロアーを見学する形となっています。
第2に、食品の鮮度を落とさないよう、食品を扱う場所はしっかりとした温度管理がされています。青果棟では約20度、水産棟では約10度に管理されています。
第3には、外部から昆虫、小動物やほこりなどが食品を扱う場所に入り込むことがないように工夫されています。

豊洲市場のマスコット「イッチーノ」君

このような市場を①青果棟 ②管理棟 ③水産卸売場棟 ④水産仲卸売場棟 と案内してもらいます。

セリに使う「手やり」・・なかなかむつかしいですね

青果、水産どちらも、「卸売と仲卸」のシステムで運用されています。両者の違いについて、詳細に説明をしていただき、参加者は違いについても理解されていました。

また、青果棟、管理棟、水産仲卸棟には、それぞれ食事を提供するお店がありますが、このお店は築地の場内と言われるお店に相当します。すなわち、市場で働く人のための食事場所との位置づけです。築地の場外市場(観光客を主体に外部の人を対象にする店)に相当するお店はまだありません。オリンピック終了後に「千客万来」の施設を作る計画となっています。
水産仲卸棟には物販店舗が集まっているエリアもあります。しかし、ここも市場関係者を中心に考えた店です。生鮮品の販売はありません。
今回の見学は約2時間のツアーで、12時半くらいに終了しました。この時刻ですでにシャッターを下ろしている店も散見されましたが、市場の朝は早く5時くらいから開いていることを考えると、この時刻はすでに営業終了しても不思議はないですね。

平日とはいえ、大勢の観光客であふれていました。バスガイドさんの姿もちらほらうかがうことが出来るのは、バスツアーで来る人も多くいることを感じさせられます。ガイドの庭野さんや村岡さんによれば、我々が見学した日は人が少ないということでした。特に土曜日は大混雑するということです。

水産仲卸棟の3階にある物販エリアで終了(解散)です。この後それぞれ、昼食をとって帰路につかれたようです。

作成 文章、写真とも  柿本政昭(3256)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください