第24回 金太郎伝説の地「金時山」に登る。

今回は金太郎伝説で有名な「金時山」に登りました。
金時山は箱根山塊に位置し、富士山や芦ノ湖、そして丹沢の山並みが見渡せるロケーションで多くの登山者で人気の山です。

朝8時半箱根湯本駅に9名の会員は集合しました。
やる気満々のメンバーは全員が集合時間より早く集まりました。

朝から生憎の雨模様、幹事としては登山中止も考えて別の場所・行程の腹案を持参しておりましたが、やる気満々のメンバーは小雨の中を登頂することを選びました。

ではと、いざ出発。先ずは箱根湯本駅からバスで仙石に向かいます。
九十九折の坂道をバスに揺られます、「こんな坂道を駅伝の選手は走るんだなあ」と車窓から流れる道並みに声を上げた会員もいました。

30分程で仙石バス停に到着しました。しかし外は雨降、慌ててレインウェアを出しましたが雨宿りの場所が無く、大急ぎで近くのコンビニに走り、軒下を拝借。大急ぎで着用。

準備OK。ゴルフ練習場の脇の登山口、金時神社入口から入山です。

【豆知識】
公時神社は金太郎のモデルとなった平安時代の武将、坂田公時を祀った神社です。父親の死亡後母親の郷里である足柄山を走り回り、クマと相撲を取って逞しく育ちました。そして足柄峠で源頼光に認められ家来となり活躍しました。

 

歩き始めて直ぐ、公時神社が見えてきます。左手に土俵があります。この土俵は金太郎がクマと相撲を取ったと言われています。雨水により少し窪みが出来ていましたが立派な土俵でした。
その奥の神殿前には金太郎のトレードマークマサカリが安置されていました。

神社の脇から参道に入ります。
先ずは歩き易い樹林帯の道を進みます。金太郎が蹴落としたと言われる「金時蹴落岩」、手のひらで遊んだ「金時手毬石」を過ぎると石の多い登り勾配の道が現れました。その途中で道を右に折れて奥の院に立ち寄りました。しめ縄が張られた大きな岩が鎮座していました。

山道に戻って次第に登り傾斜が増してきました、「金時宿り石」の前に出ました。金太郎と育ての親山姥(やまんば)が暮らしたと言われています。この石は、冬の寒い日に轟音と共に大きく縦に割れて、今も見ることが出来ます。

宿り石の脇を登って行きます。道はいよいよ石交じりの急登になり大きくジグザグに進みます。
間もなくして公時神社分岐に出ます。ここから残り20分の行程となりましたがいよいよここからが正念場。両側の斜面を削った岩と丸太を組み合わせた登山道で、大きな岩が道を塞ぐように現れ両手も使って登ります。次第にメンバーには声も少なくなってきました。

黙々と進むのみ。雨の中自問自答する時間が続きます。一番苦しい時間帯でした。
少し予定時間を過ぎて30分で待望の山頂に着きました。「やったー」の声が一斉に上がりました。

頂上には2軒の茶屋がありますが今日は平日の雨の日ということもあって1軒だけが開店していました。この1軒が有名な「金時娘」のいる「金時茶屋」です。
当年85歳になりましたが相変わらずおさげ髪の素敵なお婆ちゃんでした。昭和22年から茶屋経営に携わっていて多くのファンを獲得しています。室内には多くの有名人とのスナップ写真が飾られていました。また登山回数を表す札が下がっています。なんと5000回の札もありました。

今日は登山者も少なく一人で切り盛りをしていました。温かい味噌汁はたっぷりのキノコが入ったもので冷たい雨に当たった身体にはこの上ないご馳走でした。持参の弁当でしばしの昼食。

食後金時娘と一緒に記念写真。快く応じてくれました。
茶屋を出る時には「気をつけて行くんだよ」と送り出してくれました。

下山は往路を戻りました。
登りとは違った負担が掛かります。特に足には気を付けながら慎重に下って行きます。
相変わらずの雨が降っていましたが全員無事に公時神社登山口に到着。
バスで箱根湯本へ。一風呂浴びて、反省会。皆の健闘を称えあい解散しました。

 

 

 

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