夕暮れの散歩道

四季酩酊 第136回

酒坊

午後3時15分、愛犬パピヨン(体重:5.5㎏)の散歩に家を出る。朝の散歩は30分程で、コースは犬まかせ、夕方は1時間30分コースと45分コースがある。一日おきにコースが決まっている。長時間コース(山登り)を好んでいるが、前日に行っていれば、素直に短時間コースに行く。「今日はアルプス(スーパー)だよね」と言っても頑なに山のコースに行く。今日は1時間30分だ。覚悟を決めて出発。

燃えるような紅葉の林の道を女子中学生とすれ違う。市で貸し出している菜園を抜け、陸橋を渡ると石川中学校に出る。

校庭では部活の軟式テニスをしていた。酒坊が高校に入学した年に皇太子のご成婚があり、「軽井沢の恋」にあやかってテニスブームだった。高校は違ったが、中学の恋人もテニス部に入ったと聞いて、酒坊も入部した。
畑が消滅し家の建つ上をオスプレイが飛んでいた。横田基地の飛行ルートだ。

高齢者のテニスを見ながら、久保山公園に入る。枯れた芝生を思い切り走る7歳のパピヨン。爺は息も絶え絶え。公園の時計は4時6分を示していた。頂上を目指す。春にヤマカカシ?に遭遇した道だ。陽が沈んでゆく。

頂上に近い。まっすぐは山を縦断、左は舗装の道で山を迂回する。パピヨンが迷っている。とりあえず頂上へ。頂上にテーブルとベンチがある。久保山公園を眼下に。今日は山を縦断する道を選んだようだ。落ち葉のじゅうたんを踏みしめて、300m位を歩くと、東屋に出る。いつだか高校生くらいのカップルが抱擁していた。

いよいよ山を下りる。今日は石段を選んだようだ。麓に公園があって、石の滑り台は子供たちが段ボールを敷いて滑っている。オリンパスの研究所が見える。経営のおかしなときにも芝生の手入れをしていた。この会社は大丈夫だと確信した。下落した株が甦った。

1時間に1〜2本の八高線の駅だが、ほっともっと・ジェーソン・クリエイト・たましん(信金)・郵便局・スーパーアルプス・セブンイレブン・外科、内科、歯科もある。

地球環境がおかしい。つつじが咲いていた。介護施設を左に曲がるともうすぐ家だ。すっかり暗くなっている。2019年12月12日、午後4時45分に散歩は終わった。

雨の日も犬にさんぽをさせられる  酒坊

 

ぶら下がり健康器

四季酩酊 第134回

酒坊

腹筋マシンを粗大ゴミで捨てた。俳優の宇梶がCMの「倒れるだけで腹筋」のあれである。腹囲が90㎝を超えて、スーツのズボンも喪服のズボンも合わなくなっていた。それで、楽々腹筋ができるならと飛び付いたが、CMお決まりの「個人の感想です」で、腹は凹まない。食事療法もしなければ、ぎったんばったん倒れるだけでは痩せないのだ。 続きを読む ぶら下がり健康器

家を塗る

四季酩酊 第131回

酒坊

前と左右の家が塗装した。後ろは畑だから新しい装いに囲まれてしまった。これまでもぽつぽつと塗り替えられているのを見たが、攻められて王手になった。18年前、山を崩して住宅街が形成され、国立市から移った。 続きを読む 家を塗る

国立の桜

四季酩酊 第130回

酒坊

今年の桜が頑張っている。東京は福岡と同じ4月21日に沖縄を除いて一番早く開花宣言がされた。4月までもたないと思っていたら、寒の戻りやらで頑張っている。入学式に間に合わせようと天の采配であろうか。 続きを読む 国立の桜

日本全土を呑み尽くす

四季酩酊 第128回

酒坊

平成30年の暮れも押し詰まってやっと鹿児島の日本酒を手に入れました。鹿児島では40年前に日本酒を造る蔵が閉鎖された。酒母を造る段階で低温の状態が必要であり、酒造りには温度管理が重要である。暖かい土地においてそれは非常に難しい。そうした中、生まれたのが焼酎である。 続きを読む 日本全土を呑み尽くす