徳島の鳴門鯛を呑む

四季酩酊 第122回

日本酒家飲み全国制覇へ・・・あと2県

酒坊

徳島県の日本酒ランキングの1位が「鳴門鯛(なるとたい)」である。2位以下は「三芳菊」「旭若松」「御殿桜」「芳水」と続く。運よく鳴門鯛を手に入れた。

壜にラベルがぶら下がっていた。『〈純米酒部門№1〉最高金賞受賞した「水ト米」が更なる美味しさを追求して原酒で新登場 』と謳っている。№1とか金賞受賞はいくらでもある。惹かれたのは「原酒」だ。アルコール度数の高い日本酒を好む私にとって「原酒」の響きを捨てては置けない。手に取って見ると期待を外された。何と、アルコール度数は「14度以上15度未満」と原酒にあるまじき数字だ。興味が沸いた。

6月18日、早朝から大変なニュースが届いた。大阪北部を震源とする地震だ。被害の情報が無いので他のニュースを見たいと思っていたが、どの局も局内や定点カメラを映しだしていた。9時を過ぎるころになるとヘリコプターが出動して、細かい情報が届くようになった。災害は時間経過とともに酷くなる。火災が起き、水道管が破裂し、ガラスが割れ、屋根瓦が落ち、死者の情報が入る。9歳と80歳と85歳の幼い命と高齢者の命が犠牲になった。(18日午後5時現在)阪神淡路大震災の時、大阪勤務だった。東北地震の時は、アルバイト先の溝の口から22キロ歩いた。同じように延々と歩く姿がテレビにあった。

「水ト米」は高を括っていたが、良い方へ期待を外された。一口飲んでみると、すーっと喉を通った。さっぱりしていて、こんな原酒は初めてだった。精米歩合が65%なのに、このさっぱり感は何なんだろう。米の味がしない。良い酒に巡り合った。

全国制覇まであと九州の2県宮崎・鹿児島になった。

村の数ほど日本酒はある すごい  酒坊

 

【ご参考】
※銘柄名「ナルトタイ純米原酒・水ト水」
※酒蔵「株式会社松浦酒造場・徳島県鳴門市大麻町池谷」
※原料「米(国産)・米麹(国産)」
※精米歩合「65%」
※アルコール度数「14度以上15度未満」
※製造年月:2017.12.04

徳島の鳴門鯛を呑む」への2件のフィードバック

  1. 上原さん 徳島県征服ご苦労さんでした。私の徳島勤務時代から徳島の名品と言えば鯛でした。鳴門の渦潮にもまれて味が引き締まっていて極上の味わいが堪能出来ます、酒の肴には最高でその鯛の名前をチャッカリ?冠にしての「鳴門鯛」ですか。
    上原さんの味の評価は唎酒専門の方以上に深いですね、やはりお酒を愛し五十年以上のノウハウの蓄積で素晴らしいですね。
    残りは九州勢二県となり愈々カウントダウンです、どんな銘酒が見つかるか見守りながら応援しています。
      お酒の迷言
      「世の中は酒と女が仇なり早く仇にめぐり会いたい」 

    1. 小松さん
      いつもコメントいただきありがとうございます。
      とうとうあと2県、宮崎と鹿児島に行きつきました。
      思えば酒歴55年。我ながらよくぞここまで来たなとの感慨がひとしおです。
      達成の暁には「銘酒痛飲会」でもやりましょうか。

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