相棒との別離 

四季酩酊 第138回

終活への道 ①

酒坊

2020年3月22日、日曜日。思わず昔の唄を口ずさむ。♪今日でお別れね もう逢えない 涙を見せずに いたいけれど・・・。

スズキフロンテ

4月5日は私の誕生日で運転免許証の更新(期限は5月5日)時期にきていた。今年、更新すれば2年後には79歳。死ぬまでなんて車の運転はできない。事故を起こすのが関の山だ。それに、認知症試験や教習場での実技は屈辱でしかない。免許証がなくなれば自家用車は要らない。車庫にあれば、無免許で乗ってしまう恐れもある。あれば便利だから。車は人生の伴侶といっても言い過ぎではない。

初めて車を買ったのは赴任先の函館で結婚した翌々年の26歳の時だったと思う。中古のスズキフロンテだった。黄色の車体でかわいい顔をしていた。この小さい車に妻と娘に義母を乗せて、網走まで遠出した。途中、旭川で同期の野村一男さんを訪ねた時の映像はまざまざと私の脳裏にある。網走の宿に着いたときには、首が固まって動かなかった。フロンテの最後の仕事は、函館からフェリーで青森に渡り、岩手で一泊して茅ヶ崎の転勤地まで運んでもらった。函館には7年間いた。

次は、技術の日産を標榜していたので、カローラと迷ったが、緑色のサニーにした。これが、エンジントラブルばかり起こし往生したので、次からは日産を諦めてトヨタに鞍替えをする。マークⅡを10万㎞乗り、コロナ(今はこの名前では売れない)に替え、娘に家族が増えたので7人乗りのシエンタにする。

トヨタアイシス   ステーションワゴン    7人乗り 2000cc
走行距離 27076㎞   登録平成19年6月29日  

そして最後の相棒に「人も荷物も積める」アイシスを選んだ。平成19年6月だから、13年間お世話になった。お別れの前日は車内を掃除してボディを磨いた。

ビッグモーターで別れてから、しゃぶしゃぶの木曽路で献杯をした。

4輪車は無いが2本の足がある   酒坊

4 thoughts on “相棒との別離 

  1. 酒坊さん

    見つけましたよ!!
    昨年9月の川柳の投句に、こんな入選句がありました。

     「あの時に免許返納しておけば」 … 酒坊

    後悔先に立たず  あれから半年、実行しましたね。 

    1. そうですね。暴走老人とか逆走とかあった時でした。
      若いうちならやり直しもきくが老人にそんな道はない。
      大事の前に「転ばぬ先の杖」危険なものを排除。
      「一寸先は闇」ですから、安穏に老後を過ごしたい。

  2. 免許返納、おめでとうございます。
    私は、昨年10月の免許書き換えの際に返納しました。
    一昨年2月に金婚式を記念して、下関から山陰を回って、約3500Km走ったのを最後に、その後殆ど乗る機会もなく、車庫にほったらかしの状態でしたので、何の躊躇もなく車も免許も手放しました。
    私は奈良工場の勤務が長く、約10Kmの道のりを車で通勤していた関係で、
    中古のパブリカを皮切りに、50数年の間に14台買い換えました。 免許返納後は、もっぱら歩き専門です。

    1. 成田さん
      さっそくのコメントありがとうございます。
      車に乗れなくなる前に大きなものや重たいものを買いだめしました。
      トイレットペーパーやら水などです。
      これからは犬のトリミングや病院の問題です。
      トリミングは送迎してくれる店を探しましたが、動物病院へは電車に乗らなければなりませんので、リュック式のペットキャリーを探しています。
      大型犬だとはこうも行きません。
      玄関をでると車庫ですが、ぽっかりと空いた車庫を見るたびに寂寥感を覚えます。時間の問題ですね。

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