1313 成田征二
皆さんは、シャープの電子秤をご存じですか?
1971年頃、ドイツのビゼルバ社と提携して、電卓の技術を応用しながら、シャープ電子秤(EW-600)を発売しました。
風袋や単価を設定すれば、自動的に金額が出る仕組みで、当時としては画期的な商品でした。
秤は消費者保護の観点から、マイナスの量目は認められますが、プラスに出ることは絶対にダメで、針式のアナログのものは、どうしても大雑把な計量となり、その点正確にデジタルで表示される電子秤は、お客様にも納得してもらえ、お肉屋さんや魚屋さんが飛びついてくれました。
その後電子秤は、スーパー等のパック販売のシール印刷機として、無くてはならない存在になっていますね。
(そこで、電子秤にまつわる逸話を … )
お肉屋さんや魚屋さんは、お客様と対面販売のため、ウインドウの外に設置することが多く、風の強い時は風圧を重さとカウントして、デジタル表示が止まってくれないと言う現象に悩まされました。
夕刻の忙しい時に風が吹くと、いつまでも計量ができず、お客さんが列をなすという苦情が寄せられました。
その時にどのような対策を行ったかは、よく覚えていませんが、電子秤のその後の消息については分かりません。
