四季酩酊 第66回
酒坊
川柳勉強会の「めだかの学校」に入学して1年になる。毎月、横浜か横須賀に集まり、3時間ほど勉強をした後に、呑み会に移る。生徒数は男3対女4の少人数で、60代1人に後は70代だ。居住地は、横須賀2・池袋1・墨田区1・清瀬1・八王子2の按配である。10月の呑み会で11月は一泊で勉強会をやろうと盛り上がり、その場で直子さんが家族で良く利用するホテルを予約した。
11月25日、東京駅八重洲口の送迎バスに乗り込んだ。日本酒・焼酎・ハイボールやつまみで膨らんだリュックを座席に下ろしてほっとする。我々の他に月島から乗った8名ほどで、2つのシートを独り占めした。本栖湖の「ヴィラ本栖」へ正午に到着。レストランで昼食を食べ、ひとっ風呂浴びてから勉強会。バスの中、レストラン、風呂上りと呑み、勉強会にも持ち込んでいたのでいつもより合評に弾みがついた。題は「ゼロ」と「自由吟」各3句詠である。「ゼロ」の句は次の通り。
空っぽになると財布が置いてある 良雄
神様が時々記憶消しに来る 洋子
知らぬほど強いことってないだろう 直子
ミステリーじみて0番線ホーム 松江
相続分ゼロの書類の置きどころ 瑞枝
総入れ歯ってこんな感じか分母ゼロ 芳夫
アルコールゼロ飲んで不愉快になる 酒坊
夕食にそれぞれ好みの酒を呑み、マッサージルームで身体をほぐし、カラオケルームで2時間ほど騒いで10時頃眠りに就いた。翌日は本栖湖や河口湖の観光をして、中央道をバスに揺られ、有意義な1泊2日のめだかの学校の研修旅行は終わった。
