酒を呑みながらの川柳大会

四季酩酊 第90回

酒坊

毎年参加している川柳大会がある。今年で第43回の「川柳向島大会」だ。梅雨明けして初めの土曜日の7月30日に行われた。

会場は都営浅草線の浅草駅を通りスカイツリー駅の次の駅「京成曳舟」の駅前にある「曳舟文化センター」である。10時開場、投句〆切は12時で、八王子の私は10時半ごろに到着した。受付番号は86番であった。知り合いの人や川柳マガジンの編集者と言葉を交わして、推敲した句を「句箋」に書いた。題は7つあり、それぞれ3句を提出DSC02034する。

句箋に6Bの鉛筆で書いて出した後は「披講」として自分の句が詠まれるのを待つだけだ。詠まれるかどうかの緊張感が実にいい。

選者は別室で選をするが向島川柳大会は2時間かかる。大会によっては、演芸や講演で時間を繋ぐがここは酒で時間を繋ぐ。会場の後方のテーブルに酒肴が準備される。弁当を食べて日本酒を二圷呑んだところで一升瓶が全部空になった。ビールはまだあるが、まだ披講まで1時間以上ある。「昔はもっとふんだんにあったのに」呟く長老がいても、追加はない。肝心の披講の時に寝られたら困ると言う親心からか。

春日部の柳友が隣のイトーヨーカ堂に行き買ったワンカップを2本くれた。披講のあとの呼名を心配したが飲み乾した。

当日の入選句

課題「混む」竹内寿美子選
・善人も悪人も来る初詣
・宝くじ当たる売り場に長い列

課題「迷う」堀江加代選
・迷ったら買わないことに決めている
・二人から同時に受けたプロポーズ

課題「快調」中嶋修選
・快調なジョギングも老骨にひび

浅草を通過してJR浅草橋には浴衣の若い女性がたくさんいた。折しも隅田川の花火の日だった。浴衣の女性は髪も上に纏めていて可愛いと思うが、若い男の浴衣姿は様になっていない。

楽しみは酒と川柳ある暮らし 酒坊

「酒を呑みながらの川柳大会」への2件のフィードバック

  1. 酒坊さんの文にある通り、川柳は大変楽しいものです。酒坊さんは、全国の川柳クラブの句会に参加されたり、投句をされて腕を磨いておられるので、酒坊さんを会長と仰ぐ「とうりゅう会」では、良い勉強をさせてもらっています。
    こう言うと、「川柳って結構難しそうだな?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。私が川柳を始めて最初に作った句は、
    「歯が生えた寝返りしたと孫を褒め」です。
    こんな光景は、皆様にもあるのではないでしょうか? 川柳は身近にある出来事を、17文字に纏めれば良いのです。
    皆様も、是非始められたら如何でしょうか? とうりゅう会では、門戸を開いてお待ちしています。 

    1. せいじさんありがとうございます。
      「歯が生えた寝返りしたと孫を褒め」
      しっかりと覚えています。
      これが川柳なのです。何も難しくはありません。
      自分のこと、周りのことを呟くのが川柳です。

      皆さんも言葉遊びに参加しませんか。

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