膝痛は運動で治る

四季酩酊 第103回

酒坊

昨年(2016年)の9月の中頃に右膝が痛くなった。歩くたびにビリっと来るのでいよいよ例の軟骨がすり減ったのかと思った。湿布をしてもサポーターでも騙せなくなり、近くの外科医院を訪ねた。

病名は「変形性膝関節症」だった。レントゲンの写真を見ても、軟骨の減り具合がよく解からない。

様子を見て、次は注射、駄目なら手術をすると宣告されて、一週間分の痛め止めの湿布(経皮吸収型鎮痛消炎剤)を貰った。市販の湿布よりも痛みが安らぐように思えたが、階段を下りるのが辛い。膝に掛かる衝撃は酷い。手摺りに手を添えて、右足を一段降ろし、左足を揃えて一歩一歩階段を下りる。ホームセンターのトイレが和式だったときには、「殺される」と絶叫したいほど痛かった。でも、手術は嫌だ。

「川柳めだかの学校」の瑞枝女史に関節症を自力で治した方法を教えられ、「港川柳会」の嘉枝子女史からも伝授された。いわゆる、関節周りの筋肉を鍛えろと言うのだ。

  1.   1. 椅子に腰をかける(背筋を伸ばす)
  2.   2. 片方の脚(痛い方)を水平に伸ばす
  3.   3. 5~10秒そのままでいる(息は止めない)
  4.   4. ひざを下ろす
  5.   5. 5回ほど繰り返す

 

伝授された方法を紹介したが、インターネットを開くとその他にもさまざまな方法がのっている。ただ、私が試したのはこれだけだった。

1週間が経ち湿布薬が切れたので医院に行った。医者はヒアルロン酸注射を受けに来たと思っていた。私は言い訳をして湿布薬だけ貰った。医者の言葉が追いかける。「次は注射ですよ」ここの医院は繁盛している。治りが早い治療だからだ。隣に内科の医院もあるが、風邪でもこちらを訪れる患者は多い。隣はじっくりと治すが、こちらは注射一本で風邪を蹴散らすのだ。

さて、膝の様子だが、良くなってきた実感がある。まず、階段を下りるのは苦痛だが上るのが楽になった。2ケ月も経つと、階段を下りるのに手摺りは要らなくなった。8割り方復帰をすると運動を止めてしまった。だからまだ8割の膝である。やはり人間も自然治癒力を持っている動物だ。

注射いや手術もイヤで自己治療  酒坊

 

 

「膝痛は運動で治る」への4件のフィードバック

  1. 私も現役最後の年に膝の痛みで大変苦労をしておりました。
    勤務中、車で走っていたら膝の痛みには当院へとの看板が目に入り
    飛び込みで入りましたが年寄りの医院長で又待合室にはあまり患者も
    おらずすぐに見て頂けましたが見て頂いたところ「変形性膝関節症」と
    診断その日から毎回痛み止めの注射を打たれましたが半年以上通院しても
    一向に良くならず思い切って他の病院へ行って再度診察をして貰った
    ところ金井さん治療方法が間違っておりますと一言で言われてしまい
    ました。今まで通っていた医者はやぶ医者と初めてわかりました。
    今度の先生は「膝痛は運動で治る」の通りリハリビをやって膝の周りに
    筋肉をつけるようにしないと駄目と言われました。
    その日から治療方法が変わりましたが結局仕事が忙しくなかなか病院へ
    行く事ができず自力で治療することに致しました。
    現在グルコサミンを服用し6年以上になりますがスポーツジムにも通って
    筋肉をつける運動をして5年近くになります、今では膝の痛みを感じる
    事がなくなりました。結論から言いますとやはり「運動」が一番効き目が
    あるかと思います。

    1. 金井 様
      心もそうですが体の痛みも自分で抱えずに誰かに話して見るものですね。いろいろと経験・体験されている先輩方はいるものです。それと、インターネット。ガセも多いようですが、見極める力を持てば強力な助言者になりますね。
      日々の健康は、食事・ストレス・節酒・運動・学習・希望などではないかと思いますが、中々上手くいきません。しかし、生きてゆく限りは健康で有るのが第一です。
      もうすぐ6時になります。一時間ばかり犬の散歩をしてきます。

  2. 苦痛を伴うもは真剣に向き合わざるを得ないですね、同好会でお会いしていて当時と現在の様子が手に取るように分かります。
    医者に100%頼らないでベテランの方達の仰る事はセカンドオピニオン?効果も有りますね。
    後の二割は生活のリズムや食、動、眠全般で改善の余地を残してくれたのでしょうか、リハビリだと思って励んで下さい。

    私の好きな小咄にこんなのが有ります。
    「先生、右足が痛いんですが診て頂けますか?」
    「はい、レントゲンの結果からは関節炎や神経痛や通風じゃ有りません。あなたの右足は、大丈夫ですよ、おじいさん」
    「じゃ、何ですこの痛みは?」
    「まぁ、お歳のせいでしょう」
    「先生、いいかげんな診断しないでください」
    「どうしてです?」
    「歳のせいって、左足も同じ歳だよ」
    このおじいさんの言ってること合ってると思いませんか?医者は確かに優秀な頭脳と判断力を持っているでしょう。でも、常識や科学で割り切れないものが世の中にはあるのだよと、このおじいさんは言っているのです。
    なるほど人間だと思います。

    1. 小松 様
      ひざ関節症は別にして、このところ医者の厄介になっています。
      4/11女子医大で涙腺にできた「結膜腫瘍」の手術の予定で出掛けたが、手術直前の血圧測定で高すぎるので延期になりました。前々から高血圧でしたが、1月の健康診断で、要治療と判断されていました。
      これも自力でなんとかしようと思い、「高いサプリ」「塩分6g」「野菜中心」「アルコール節制」を心がけていましたが余り効果が無く、内科医に行き、降圧剤のお世話になる羽目になりました。
      女子医大は5月の末に一泊の予定で手術します。
      まあ、いろいろと面倒くさい歳になりましたね。

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