健康歩こう会例会開催の思い出

4945     古澤 律夫


健康歩こう会は、遡れば平成10年(1998年)に発足し、脈々と20年を経て、月例会も第1回「泉岳寺詣で」を皮切りに、本年令和元年7月「両国隅田川花火巡り」開催を以って積年第230回目を迎えつつあります。これもひとえに先輩諸氏並びに歩こう会会員の皆さんのお蔭有ってこそと大変有り難く深く感謝申し上げます。
振り返れば、私も第2番目の会社勤め(日本橋人形町)中でしたが、先輩の再三のお誘いを承り、平成22年(2010年)に社友会と同時に健康歩こう会に入会しました。現在は幹事役の一員として専ら「コースご案内」の活動に邁進しております。
健康歩こう会のモットーは常に「参加して良かった、楽しかった、新しい発見があった、感動した」と思って頂けるコースを選んでいます。
扨て、この場をお借りして、私が例会開催を通じてコースご案内を担当した中で最も印象深い、強い思い出と成った例会を下記の通り取り上げご披歴申し上げます。

私が今でも、最も印象に残る、強い思い出として蘇る例会と言えば…

第190回 健康歩こう会 
於:中央区立久松小学校(早川徳次翁誕生の地)

第190回、平成28年(2016年)3月26日開催「シャープ創業の地を訪ねる」を。
先ず、最優先にご推奨申し上げたいと思います。
時あたかも会社は創業100周年を迎え、幹事間で「創業者早川徳次翁、創業の本所界隈の現在を訪ねる」を是非取り上げようと全員一致、渡邉幹事と私の連携を委ねられました。私も覚悟して早速創業者の3冊の自叙伝「私と事業、私の考え方、ある日ある時、」を精読しながら、ふと本所界隈の言葉を連想しました。江戸時代の本所は元禄時代の本所松坂町「赤穂浪士の吉良屋敷討ち入り、忠臣蔵」で有名、然も本所は両国、江東ビルに近く、1階には創業者の銅像がありました。

例会での「歴史人物伝」は初めてのトライで、早川徳次翁の東京時代の半生記を物語る例会にしようと決めました。当時はNHK「プロジェクトX」、次には「ファミリーヒストリー」が流行ってきました。直ちにこの手法を導入しようと思いつきました。「誕生の地から関東大震災に遭遇される迄」の会社の歴史を振り返りながらゆかりの場所を訪ねて歩いてまわる」例会でした。先ずは見どころの場所を極める事に苦労しました。明治から大正時代の古地図を片手に、あらゆる、区役所、図書館、学校、警察署、周辺の最寄りの昔が判る住民の皆さんに熱心に聞きまくりました。これでもかと数回の現場下見を重ね、時間をいとわず一心不乱に、懸命の努力が少しずつ花が咲いて徐々に実りながら、一つの物語が出来つつありました。
早川徳次翁の出自は良家で裕福な出でしたが、不遇にも事情が重なって、2歳間近で養子に出され、8歳に成ると、丁稚奉公と、苦難続きの波乱万丈の人生でした。
然しいつも決してめげない、疾風怒濤、不撓不屈の、絶えず先を見た本格的発明家「日本のエジソン」と評されました。関東大震災で家族、工場、もろとも失い、失意のどん底へと。然し決して諦めない鋼の精神、次に襲われる大病にも奇蹟的に打ち勝ち、次々と、総合家電メーカへの道へと、遂には頂点に辿り着かれました。これも良き人とのつながり、早川家の家族愛が有ってこそと思いました。私も尊崇の念で一杯でした。例会開催幕開け当日は参加者66名、例会終了後の懇親会場では皆さん美酒を交わしながら大いに感動されて、大変喜んで戴きました。

序でに、当日生憎参加出来なかった皆さんや、大阪本部の要望にお応えして敢えて9月に再度、特別例会を開催しました。

健康歩こう会・特別例会 
於:中央区立久松小学校(早川徳次翁生誕地)

特別例会、平成28年(2016年)9月15日開催、「シャープ創業の地を訪ねる」。

partⅡは9月15日の会社創業の記念日に日を合わせ、同じウォーキングを計画しました。参加者23名(健康歩こう会非会員4名、大阪本部の方3名を含む)が集合しました。明治から大正時代に至る早川徳次翁の往時を偲び、ゆかりの地を訪ね歩きました。遠路より駆けつけ、本当に参加して良かったと大変喜んで頂きました。
私も、同好会会員の皆さんを初め、社内外の方々が心強い支えを続けて頂いたお蔭で、ほぼ力作の例会が出来たと、また今でも脳裏に浮かぶ思い出に残る例会で有ったと自負もしています。皆さんに今一度深謝致し、今後もっと楽しんで頂ける例会活動に頑張って行こうと思っています。宜しくご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。

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