『男の料理教室(千葉地区)』第4回開催報告

 2025年度に新たに掲げた「交流の場づくり」として「男の料理教室」がスタートし、千葉と横浜で開催しています。
「男の料理教室(千葉地区)」第4回目の料理教室を下記日程で開催しましたのでご報告します。
 □ 実 施 日:2025年12月17日(水)10:00~12:30
 □ 実施場所 :ベターホーム協会 西千葉スタジオ
 □ 参 加 者:8名(内体験参加2名) 

 

 「男の料理教室」は、一般財団法人 ベターホーム協会様との協業により開催しています。ベターホーム協会様は、創立62年の組織でお料理教室の開催、食品・調理道具・出版物の開発と販売などを行われている全国組織です。

 「男の料理教室(千葉地区)」は、4回目となり後半に突入しました。「男の料理教室」は、隔月で行われ千葉地区と横浜地区交互に開催しており、第1回の千葉開催から既に8ヶ月となりました。もう慣れたもので誰も遅刻することなく最寄りの「西千葉駅」に集合しベターホーム協会西千葉スタジオへ向かいました。
 

初参加の竹中さん

今回は、竹中さんが体験として初めて参加頂きました。竹中さんは普段から料理をされているとの事でしたが、普段エプロンを付けていないそうで苦戦されてました。
コース参加者は、エプロン装着も手慣れて来ています。
今回の実習テーマは、「和食の基本を習う」で「肉じゃが」・「青菜ののりあえ」「なめこのみそ汁」を作りました。

 

前半(「肉じゃが」と「青菜ののりあえ」)

 先ず先生が段取りを説明しながら手順に沿ってお手本を見せて頂きます。
先生の説明時には、皆さん配られたレシピに熱心にメモを取られていました。
本日のメイン料理の「肉じゃが」ですが、カレーと同じ海軍から広まったと先生から豆知がありました。肉じゃがは、明治時代に東郷平八郎がイギリスに留学中に食べたビーフシチューを日本で作ろうとし、日本の調味料の醤油と砂糖で代用した「甘煮」が始まりだそうです。この「甘煮」が肉じゃがのルーツで、戦後(昭和40年代後半以降)に「肉じゃが」という名前で家庭料理として普及し定着したそうです。
 

先生が約30分「肉じゃが」と「青菜ののりあえ」の段取りを説明しながら実際に手際よく手本を見せてくれます。その後参加者が2つのグループに分かれ料理に掛かります。
ここからは、料理の段取り・事前準備の大切さを学び脳への刺激を与えます。!
いろいろな食材を皮むき器や包丁で切ることで手先、指先を使うことで脳の活性化につなげます!

 

・肉じゃがの材料準備

 最初は、「肉じゃが」の材料の準備をします。
ジャガイモの皮をベターホーム協会様で販売されている皮むき器でむいていきます。皮むき器を使わずに包丁で皮をむく強者も居ました。いつも包丁でリンゴの皮をむかれているそうです。
今回使用したジャガイモは、ホクホクする男爵薯(だんしゃくいも)です。ジャガイモには荷崩れしにくい煮物やシチュー向きのメークインなど色々な種類があり料理によって使用するジャガイモの種類も異なるそうです。荷崩れしやすい男爵薯を今回使用したのは、ホクホクの触感にし出汁もしみ込み易い為だそうです。
ジャガイモは、皮をむき芽をとって2等分にして水につけた後ざるにあげ水気をきります。
たまねぎ(今回は皮をむき4等分して用意)を1cm幅(小玉なので3等分)に切ります。
にんじんは皮つきのまま3等分、いんげんは筋をとり4等分に切っておきます。
生姜も皮付きのまま薄切りにし、「肉じゃが」を煮る前に材料を全て準備しておきます。

・肉じゃがを煮る

鍋に出汁(時短の為準備済み)と調味料(砂糖、醤油、味醂、酒)を合わせます。
鍋に火を付ける前に牛肉(今回牛こま)、生姜を入れ強火にかけ、牛肉どうしがつかないようほぐします。
牛肉からアクが出るので取りますが、ボールにぬるま湯を用意しておきます。グツグツと沸騰したらアクが鍋の中央に集まるのでアク取りですくい取ります。アク取りをボールに入れ洗います。ぬるま湯にするのは、冷たい水だと油が固まりアク取りの目が詰まってしまうからだそうです。
 

アクを取ったら牛肉を寄せ、ジャガイモ、たまねぎ、にんじんを加え、落し蓋と鍋蓋をしてジャガイモに火が通るまで12~13分煮ます。途中材料の上下を返します。

・青菜ののりあえ準備
「肉じゃが」を煮てる間に「青菜ののりあえ」材料の準備をします。
時間を有効に使う工夫も脳の活性化に有効です。
青菜とは、ほうれん草、小松菜、チンゲン菜など緑色が濃い葉物野菜全般の総称だそうです。今回は、ほうれん草を使いました。
ほうれん草を茹でるのですが、火の通りが良くなるようほうれん草の根本(赤い部分)に十字に切れ目を入れます。

ボール2個に水を用意しておきます。2個用意するのは、茹でたほうれん草を直ぐに冷ます為です。直ぐに冷ますことにより緑色の変色を防ぎます。
鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、ほうれん草を根元から鍋に入れ葉まで入れたら1分程度で裏返し、直ぐにボールの水に浸けます。
2個目のボールに浸けてほうれん草が冷めたら根元を上にして水分を絞ります。
絞ったほうれん草は、根元を切り落とし、3~4cmの長さ(今回は4等分)に切り、再度絞って水気を切りパットに並べます。
一人一株づつ全員がほうれん草を茹でる体験を行いました。

・肉じゃがの仕上げ

「青菜ののりあえ」のほうれん草を準備しながら忘れてはいけないのが「肉じゃが」です。
ジャガイモが煮えているか竹串で確かめます。竹串がスッと刺せたら最後にいんげんを入れて再度5分煮て仕上げます。

前半は、ここまでの準備作業です。
各グループ皆さん各自役割分担して和気あいあいと料理体験しています。4回目でもあり船頭が多くなりつつあります。

10分間の休憩ですが、休憩中先生から火加減(強火、中火、弱火)の違いの説明がありました。

後半(「青菜ののりあえ」仕上げと「なめこのみそ汁」作り)

前半同様、先ず先生が後半の手順を説明頂しながら実演します。
最後に和食の基本となる一汁二菜(ご飯、汁物、主菜、副菜)の配膳マナーの説明がありました。一汁二菜の和食の置き方(配膳)は、ご飯は左手前、汁物は右手前を基本とし、奥におかずを配置します。おかずは左奥に副菜(青菜ののりあえ)、右奥に主菜(肉じゃが)を置くきます。
 

・「青菜ののりあえ」仕上げ

ボールに焼きのりを細かくちぎって、水と醤油も入れて混ぜます。のりが溶けるくらいまでよく混ぜたら水気を切ったほうれん草をあえてます。器に盛って先ず副菜の「青菜ののりあえ」の完成です。
 

・「なめこのみそ汁」を作る

最初に和食の基本となる出汁をとります。今回は、削りがつおの一番だしです。
鍋に出汁の分量より多めの水を沸騰させます。水を多めにするのは、沸騰した時の水蒸気で無くなる分と出汁をとる削りがつおが吸う分を考慮します。頭を使いますね。
沸騰した鍋に削りがつおを入れ、再び沸騰したら火を止めます。
1~2分置いたらざるを通してボウルにこします。削りがつおは、決して絞らないでください。かつおのエグミが出てしまいます。
 

出汁がとれたら具のなめこをさっと洗い、水気を切っておきます。
皆なめこを洗ったことがないと言っていましたが、なめこは洗って使う方が良いそうです。また、洗いすぎるとぬめりが取れてしまうので注意しましょう。

出汁を鍋に移して温めます(沸騰させない!)。
出汁を少量取って味噌を溶いておきます。
  

温めた出汁になめこを入れひと煮たちしたら溶いた味噌を加え沸騰直前で火を止めます。
椀に盛り、万能ねぎを散らしたら「なめこのみそ汁」の完成です。

 

肉じゃが」も器にもり主菜の完成です。

 

完成した一汁二菜を和食の基本に沿って配膳し、美味しく頂きました。皆さん完食です。

 

料理教室では、参加者が共同作業で料理を作り、会食時に会話が弾み交流を深める場になっています。自ら食事を作ることで脳の活性化ばかりでなく、健康につながります。

 

男の料理教室 ~仲間と一緒に美味しく健康に~

男の料理教室(千葉地区)」の第5回は、2026年2月18日(水)に開催します。
実習テーマは【酒の肴を作る③】で『牛肉の柳川風』と『小松菜からし酢』を作ります。
1月14日頃から第5回料理教室(千葉地区)の参加者を募集しますので、皆さん奮ってご参加ください。
残り2回全てのコース参加とその回だけの体験参加で申し込めます。
残り回数が少なくなっています、この機会を逃さずご参加ください。

料理風景

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