第54回「檜原村滝めぐり」【再挑戦!】
今回は東京都奥多摩の秘境の村、「檜原村」で滝を巡って来ました。
2022年9月29日(水)


早朝の8時、7名の皆さんが西多摩の武蔵五日市駅に集合しました。




これからバスに乗って「都民の森公園」に向かいます。
この地域は秩父多摩甲斐国立公園内の急峻な山々に囲まれており、四季折々の変化に富んだ景観を見ることが出来ます。秋川に沿って走る檜原街道と奥多摩周遊道路周辺には木工や野鳥観察など自然を体験出来る施設もあり、またドライブやツーリングのコースとして公式の大会にも公認されたコースもあり、人気の場所となっています。
武蔵五日市駅からおよそ1時間掛かって「都民の森公園」に到着しました。




檜原都民の森は、奥多摩三山(大岳山、御前山、三頭山)の一つ御前山の山壊に広がる
都民が自然に親しみ、森林や林業に対する理解を深めるための体験型宿泊施設で四季折々の山里生活体験や登山教室などで賑わっています。
公園内には、ツーリングで過酷な坂道を登って来たローダー(ロードライダー)が沢山休憩しており、公園には自転車に乗った可愛いオブジェが並んで建てられていました。



いよいよ都民の森公園から1番目の滝「三頭(みとう)大滝」へと向かいます。
三頭大滝へは体験教室などで使った森林の木材チップが敷かれた歩き易い「大滝の路」を約20分位歩いて進みました。
【大滝の路】
都民の森公園から三頭大滝に続く道には木材のチップが敷き詰められて、ふわふわと
とても歩き易い散歩道でした。





【三頭大滝】
秋川水系では一番上流に位置し、高さ35mと最大の落差を持つ直下形の滝で、吊橋から見ることが出来ました。








【九頭龍神社】
室町時代初期の1336年、南北朝の戦の落人として当地を開拓した中村数馬守小野氏経が武運長久の氏神として九頭龍大神を祀ったのが始まりで、境内入口に2本の杉の巨木があり、その間に鳥居がある等古社の雰囲気を感じられる古刹です。






【兜屋旅館】
夢の滝に向かって旧道を進むと大きな茅葺の屋根が見えてきました。なんだ?
歩を進めると看板が見えてきました。「兜屋旅館」と書いてあり、築約300年と言われる趣のある宿です。茅葺屋根は約250年前に建てられた兜式入母屋造りで釘を殆ど使わず木と木を組み合わせた構造になっています。茅葺屋根の厚さは、薄いところで60cm、厚いところで120cm。内部は4層に分かれていますが、かって養蚕を営んでた頃は最大7層に区切って使われていたそうです。
今は宿泊のほか、ランチやカフェなど日帰り利用の営業もやっているそうです。




【夢の滝】
三頭沢の開口部にある約19mのナメ滝です。奥多摩周遊道路の開発によって滝の下流部が埋められて小さくなりましたが、その分道路から見られる唯一の滝になりました。





【龍神の滝】
高さ18mの直下形の滝です。昔は水量も多くて深い滝壺があり、滝口付近には多くの
ムジナが現れて愛嬌を振りまき、村人からは「ムジナの滝」と呼ばれていました。
その滝壺に三頭山から下りてきた大蛇が潜み、瀧口に現れたムジナを見つけては一気に
滝壺から立ち昇り、口に咥えて滝壺に引き込みました。その大蛇の姿がまるで「龍」の
ようだったことから、龍神の滝と呼ばれるようになりました。滝行が行なわれています。







【九頭龍の滝】(当日都合で行けませんでしたが、参考までに見て下さい。)
高さ10mの滝です。1545年に数馬組の中村伊賀守信吉が長野県伊賀村から久頭龍神社を分社建立しました。参拝者がこの滝に打たれて身を清める様になったことから九頭龍の滝と呼ばれる様になりました。滝行は今も希望すれば行うことが出来ます。



【民宿がんづくり莊・昼食】
皆で舞茸の天ぷら付き手作り田舎そばを頂きました。美味しかったですね!




【払沢の滝】
都内で唯一「日本の滝百選」に選ばれており、高さ約60m、4段の滝です。滝壺の手前に見える部分は4段の滝の最下段である26.4mで、古くは雨乞いの滝と呼ばれたり、
滝壺に大蛇が棲むと信じられていた様に魅力的な神秘性のある滝です。冬季には結氷することもあり、ライトアップの演出もあって一層神秘的になります。
払沢の滝の名称は、滝の水が流れ落ちる様子が、僧侶の使う払子(ほっす)が垂れた様子に見えたことに由来すると言われています。ここでも滝までの木材チップを敷いた遊歩道は快適に歩くことが出来、周りには古い建物やアートが見られます。
滝の入り口には、手作り豆腐で有名な人気の豆腐屋「ちとせ屋」さんがあります。
















【檜原村の花々】
自然が豊かな檜原村の沿道には沢山の花々が咲いて、目を癒してくれました。







写真提供 柿本 政昭様
〃 奧山 悟 様
参加記 有田 知義

