遊閑通信②
遊閑子
我が家のベランダでカワラヒワの子育てが始まって約1か月、3羽の子供たちが順調に育っていよいよ巣立ちの時が来た。
8月23日、餌を運んできた親鳥がすぐには巣に入らない。待ちきれない子供たちが巣の縁に上がって親を呼ぶがなかなか餌をもらえない。巣立ちを前にした親たちのそんな行動が見えたので、いざ巣立ちと観察を強化していたが、目を離したわずかな間に2羽が居なくなった。待ち構えている私たちの目をあえて避けるように・・・。残った1羽も同じように翌日巣立っていった。
8月28日、カワラヒワの声が今朝も聞こえる。彼らの鳴き声はあまり大きくないが、耳を澄ましていると時々聞こえてくるので、巣立った子供たちがまだ近くにいるのかもしれない。ここ数日、酷暑が嘘のように消えた。これなら巣立ったばかりの子供たちもさぞ暮らしやすいのではないか。空家になった巣を覗いてみるとまったく綺麗なものだ。彼らが同じ巣に戻ることはないと思うが、暑かった2015年夏の思い出にそのまま残しておこう。

遊閑子さんの奥さまのスケッチは素人とは思えない。一度奥さまの作品を「随想百花」に寄稿してください。文章は無くても「作品集」として寄稿されたら如何でしょうか。
作り貯めているわけではないので作品集はありませんが、また何か遊閑通信に利用できるものがあればご紹介します。