第3ブロックでは、夏季イベントとして「見沼通船堀 閘門開閉 実演」の見学を企画しました。毎年1日だけ8月末に開催されていましたがコロナ禍で2年間中止されていました。3年ぶりに開催されることになり、見学することにしました。約300年まえに江戸時代中期に見沼用水路から3メートル低い芝川(荒川支流)に水量を調節して運搬船を上下させ江戸へお米を運んだものです。これは同じ水量調節型運河(閘門式運河)としてパナマ運河より規模は違いますが180年前に設置されたもので江戸時代の進んだ土木工事技術を体感 することができました。
- 開催日時:8月24日(水)9:30~11:15
- 参加者 :9名
- 会 場 :さいたま市見沼通船堀 東縁(ひがしへり)
- スケジュール
- 9:30 東浦和駅(武蔵野線)改札口
- 9:30 出発
- 9:35 見沼通船堀公園入口
- 9:50 見沼通船堀東縁(ひがしへり)「一の関」
- 10:00 実演10枚ほど板を落として堰を止め、水を溜まて復元船を行き来させる。
- 11:10 東浦和駅(武蔵野線)解散。
見沼通船堀公園入口から、素晴しい竹林を通り抜けると通船堀西縁。そこは木陰なくカンカン照りのなか10分ほど散策して会場の「東縁一の関」に到着。さすがの暑さで、熱射病防止のためさいたま市から「さいたまの水」「うちわ」が配布される実演は、角落(かくおとし)という幅広の板を関に落下設置して水量を溜めて、復元船を行き来するというもの。
パナマ運河より180年前に設置された江戸時代の土木技術を体感できました。
当日の映像がYouTubeでご覧頂けます。⇒https://youtu.be/_J9r2jjeGcY
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次回秋季イベントとして田んぼアートIN行田を企画しました。近日中にご案内します。