第1ブロック「日本銀行本館、貨幣博物館と円空佛鑑賞」実施報告

春のような暖かさになったこの日、集合場所の「日本橋三越本店ライオン像前」に参加者17名が集合しました。

実施日    2025年2月27日(木)  午前9時15分
実施内容  日本銀行本店、貨幣博物館見学、三井記念美術館にて「円空佛展示」の鑑賞

日本銀行本館の見学は、とても人気のある場所であり、予約がなかなか取れませんでしたが、ようやく朝9時30分からのコースに17名の予約が取れました。参加された皆さんには通勤ラッシュの中を参集してもらったことに感謝です。

◎日本銀行前には、私たちの到着を「遅い」といわんばかりの係官が我々を待っていました。時間前に受付を行い無事入館することができました。事前に登録した参加者と同じかの確認をされ、さらに手荷物の検査も受けました。飛行場のセキュリティチェックと同じ検査を受けてようやく見学スタートです。
日本銀行本館は、「日本近代建築の父」といわれる辰野金吾により当時の技術と意匠の粋を集めて1896年(明治29年)に竣工しました。
現在は、新館のビルが建設されており、ほとんどの業務は新館で行われていますが、本館は貴重な重要文化財として保存されており、その内部の見学をすることができます。

まず案内されたのは、
日本銀行の役割りや仕事の内容を紹介したビデオの視聴です。
次には、日本銀行の歴代理事長の肖像画の案内です。1882年(明治15年)日銀が創設されて以来の歴代の総裁の肖像画が掲示されており、歴史の重さを感じることができます。しかし、最近の総裁は、肖像画ではなくカラー写真になっています。
歴代総裁の中でただ一人、紙幣の肖像になったのが、第7代総裁の「高橋是清」翁でした。高橋是清翁の肖像の紙幣(50円)は現在も使用可能で50円と交換することができる。との説明もありましたが参加者は「50円に交換せずに大切に保管するかまたは古銭屋にもっていって高く買ってもらう」との感想を述べていました。私達の達の知っている総裁の皆さんはカラー写真の人たちが多く、肖像画に比べると、(画像が小さくなったこともあり)見劣りしてしまうのは私だけではないようでした。

本日案内をしてもらったのは
・本館の外壁構造
・免震構造
・地下金庫
・営業をしていたころの窓口
・旧総裁室(中央丸天井の下2階)などです。

いずれの場所も日本銀行の役割や業務を広く知ることが出きるとともに、本館の歴史と魅力を知ることができました。
最後には、参加者全員にお土産(廃棄された古い紙幣を細かく裁断したもの)もいただきましたが、参加者からは、「裁断する前の紙幣が欲しい」との声が出されていました。

次に向かったのは、日本銀行の別館にある「貨幣博物館」です。
ここでは、日本のお金の歴史について、所蔵資料の調査研究を踏まえ、分かりやすく展示されています。何が「お金」として選ばれ、どのように使われてきたか、といったことを本物の資料を通して見ることができます。
豊臣秀吉や徳川家康がつくらせた金貨(大判)の実物を見た後、その重さを体感したり、明治時代に発行された最初の日本銀行券を見た後、現在の日本銀行券の偽造防止技術について体験したりなど、楽しみながら貨幣について学ぶことができました。
和同開珎や寛永通宝でどんなものがいくらで買えたかなど、当時の物の値段を通じて、生活のなかで使われたお金についても知ることもできます。

見学は、約1時間でしたが、自由見学としました。
最初のコーナーでは貨幣の発展と役割などをわかりやすいビデオで放映しています。多くの会員がビデオを鑑賞していましたが、一通りの説明が終了すると展示室に移りました。古代から近現代に至るまでのお金の役割り、誕生や海外からお金を輸入したことなど興味深い展示内容が盛りだくさんでした。

◎次に向かったのは、三井記念美術館です。ここで展示されている「円空佛」にお会いできる時間です。
岐阜で生まれ、岐阜でその人生を終えた円空ですが、12万体の神仏を彫ると誓って愛知、岐阜を中心に関東、北陸、さらに北海道までを巡り各地に木仏像いわゆる「円空佛」を多数残しました。約5千体が現存しいていると言われています。
今回の特別展では、飛騨高山にある「千光寺」が所蔵する仏像を中心に展示されていましたが、円空佛独特の削り跡を残すという技法で、どの仏像も私たちに微笑みかけてくれているような感じを受けました。

約1時間の自由見学をした後、昼食をとりながらの懇親会です
テーブルが別れましたがそれぞれのテーブルでは、お互いの話に花が咲いておりました。
現役時代の担当した仕事に始まり、転勤した場所、その時の上司など話は終わることなく続きます。昼食レストランの昼の営業終了時刻になり昼食懇親会もお開きとなりました。

参加された会員の皆さんから「いつも自分では行くことができない場所へ連れて行ってもらえる。次も楽しみ」という内容の言葉を口々に寄せられ、実施した幹事にはうれしいお言葉をいただきました。今後も「日頃行くことができない場所へ皆さんをご案内したい」と約束して本日のイベントは終了しました。

文章作成・写真撮影   柿本政昭

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