第259回例会 「渋沢栄一のルーツを訪ねる」を実施しました
台風1号からの低気圧が関東周辺を通過したことにより、例会実施前日は終日雨が降っており、一部地域では実施当日の朝まで雨となり朝方は寒く感じる天候でしたが、歩こう会参加者が集合場所の深谷駅に集うころには、雲も晴れ快晴の天候となりました。寒くなると予測してきた会員も多く、暑いコートをぬいての例会となりました。今回はコロナの感染の影響や天候不順による中止を越えてしばらくぶりの例会でしたが、顔を見合わせる会員同士も久しぶりの再会に笑顔がこぼれておりました。
今回は、昨年1年間かけて放映されたNHK大河ドラマ「青天を衝け」で紹介された渋沢栄一の生まれ育った「埼玉県深谷市血洗島」地区を歩くコースです。元気な会員14名がJR高崎線深谷駅に集合しました。
第259回例会 「渋沢栄一の原点を訪ねる」
実施日 2022年4月16日(土曜日)
まず、先日逝去された会員の宮澤和夫さんのご冥福を祈って参加者で黙とうをささげ、在りし日の宮澤さんの元気な姿を思い、安らかに休んでいただくことをそれぞれの思い出と共にお祈りしました。
今年度最初の例会開催ですので、柿本会長から昨年度の報告がありました。コロナの感染拡大の影響や天候の不具合による実施中止などにより年度内3回の例会を実施しました。しかし、実施するために幹事は下見など準備をしてきましたので、下見の費用は掛かるが、参加費の収入が得られないという実態で結果として、総合的な赤字となっていることの報告などがありました。2020年度に実施した例会で、皆勤賞の対象にしていなかった例会(4回)と今年度実施した例会3回合計7回の例会を対象にして皆勤賞、精勤賞の表彰がありました。多くの会員の積極的な参加を期待します。
- 煉瓦が立派な深谷駅
- かわいいコミュニテイバス
- 出発前の説明
- 出発前
さて、本日のコースは、渋沢栄一が育った地域を歩きますが、血洗島地区は、深谷駅から5~6Kmの道のりがあります。このため、深谷駅から血洗島までは行きも帰りもバスを使うことになります。バスの本数が少ないので、本日の集合は10時40分と早めの集合です。コースの概略について説明を受けたあと、10時55分のバスに乗り込みました。バス停留所に行くとすでに、渋沢栄一記念館行きのバスが待っておりみんなで乗り込みました。小型のコミュニテイバスで我々14名のほか3~4名の方が乗車して満員状態で出発です。
時刻通り、渋沢栄一記念館に到着しましたが、見学の予約の関係から、記念館には寄らずに、そのまま渋沢栄一の生家「中の家(なかんち)」に向かいます。台風崩れの低気圧の影響なのか、強い風が吹く中、15分くらいで「中の家」に到着です。残念ながら「中の家」は耐震工事をしており、一部にシートが掛けられて居りましたが、ガイドの方から説明をしていただきました。
この後みんなで昼食の「煮ぼうとう」を賞味しました。煮ぼうとうは渋沢栄一が大好きだったこともあり、血洗島に帰ってくるたびに煮ぼうとうが食べたいと言ったそうです。山梨のほうとうに比べ、カボチャを使っていないので、甘くない。味付けが醤油ベースなので、山梨のほうとうとは異なる美味しさがあるというのは地元の人の言葉です。
- 中の家の外門
- 中の家は工事中です
- 若い時の栄一像
- 昼食どころ
渋沢栄一記念館には、渋沢栄一のアンドロイド(人間型ロボット)があり、13時まで自由見学ができます。このアンドロイドは、深谷市出身のドトールコーヒーの鳥羽博道名誉会長の発案で製作され、深谷市に寄贈されたものです。鳥羽名誉会長は記者会見で「肌のシミもあり、ほとんど人間と変わらない。ずいぶん精巧にできていて素直に喜んでいる」と話したということです。13時までの自由見学に間に合うよう、渋沢栄一記念館に戻ります。10分ほど前に到着することができ、本来の見学順序と異なるコースを使うことを記念館の係の方に了承してもらいアンドロイドの実演を見学することができました。この後、展示室の見学です。数多くの渋沢栄一に関する資料、ゆかりの品などが展示されており、在りし日の渋沢栄一の功績を思いながらの見学でした。記念館の裏には大きな渋沢栄一の銅像がありますが、これは以前、深谷駅前にあったということです。
- アンドロイドの実演
- 大きな栄一像
- そろそろ疲れてきたな~
続いて訪問したのは、尾高惇忠の生家です。江戸時代後期に建てられた家屋がほとんどそのままの形で残っていることは驚きです。尾高惇忠は、渋沢栄一より10歳年上のいとこです。栄一の剣術の師匠であり学問の先生です。また、惇忠の妹「ちよ」は栄一と結婚しており、この家は栄一にとってはゆかりの深い場所です。高崎城を乗っ取り、武器を手に入れ、そのまま横浜で外国人地区をつぶしてしまおうという計画もこの家の2階で、話し合いがされました。この行動は実施されませんでした。解説員の方が詳細を説明してください、みんな満足して解説を理解して尾高惇忠の生家を後にしました。
- 誠之堂
- 清風亭
- 清風亭内部
最後の訪問地、「誠之堂・清風亭」に向かいます。誠之堂は、渋沢栄一の喜寿(77歳)を記念して第一銀行行員からの出資により建てられたものです。喜寿のお祝いのプレゼントということはそれだけに渋沢栄一が後輩たちからも愛されていたことを物語るものと思います。解説員のお話を聞いた後、参加者は自由に両方の建物を見学しました。
帰りのバスが時刻とおりに来ましたのでこれに乗車して深谷駅に戻りました。
深谷市のウォーキングは約7年前に実施していますが、今回は、渋沢栄一にゆかりのある所を主体にコースを決めました。折からの快晴にも恵まれ、参加した会員一同大河ドラマのいろんな場面を思い浮かべながらのウォークでした。健康歩こう会ではこの後7月に、渋沢栄一のゆかりの地を歩くコースとして、都内北区の飛鳥山周辺などのコースを計画しています。大河ドラマをご覧になった皆さんの参加をお待ちしています。
- 来月また元気に会いましょう
- 深谷駅前の渋沢栄一像
健康歩こう会5月例会のご案内
実施日 5月21日(土)
内容 「陸・海・空からみなとみらいを楽しもう」
集合 JR京浜東北線 「桜木町駅」 南口改札 午後1時
参加申し込み 予約の関係から参加申し込みは5月5日までにお願いします。
文章作成 柿本政昭
写真撮影 古澤律夫
















