四季酩酊 第109回
酒坊
入谷朝顔祭りが今年もやって来た。入谷鬼子母神周辺で行われ、約60店が軒を並べる。江戸時代の末期から始まったが、当時は朝顔市だった。大正時代に一時途絶え、1948年(S23)に復活してから69年目を迎える。
朝顔市は毎年7月6日から3日間行われ約40万人の買い物客見物客で埋まる。浅草は柳祖、柄井川柳のお膝元である。祭りの最中に台東川柳人協会の主催で「朝顔川柳句会」を行う。第一回目は1958年(S33)だった。「当時はこんなに集まるとは思わなかったので句会としたが・・・」今年も135名の参加があり確かに句会と言うよりも大会と言った方がふさわしいだろう。
ちなみに1958年に売春禁止法が施行され、吉原の赤線の灯が消えた。消えたのは4月で7月に川柳の灯が燈ったことになる。
さて、朝顔句会は私の聖地といっても憚らない。2009年7月8日初めて川柳大会なるものに参加したのがこの大会だった。それから毎年参加している。選者が選をしている間に「神谷バー」で電気ブランを飲むのもいつもの通り。そして参加賞の朝顔の鉢を持って家路に着く。
入選した句は、
▽「希望」大野征子選
秀 いつまでも夢追い人で終わりたい
▽「慈しむ」いしがみ鉄選
天 尽きる命のある限り子を思う
▽「受け継ぐ」天根夢草選
秀 ガチンコを受け継いでいる稀勢の里
▽「ゆとり」尾藤一泉選
人 スマホを捨ててから花を買うゆとり
※ 入選とは、三才(天・地・人)・客・秀の順になります。




酒坊さんは、社友会東京支部・とうりゅう会の会長さんです。
方々の句会に出掛けられたり、ネットや雑誌に投句されたり、所謂本格的な活動をされています。
それに比べ私は、酒坊さんとほぼ同時期に川柳を始めたにも拘わらず、井の中の蛙と言うか、社友会の中に留まっています。
それでも川柳は面白い!! 皆様も是非川柳を始めてみませんか? お待ちしていますよ~