第63回「河津七滝&河津桜」散策
2024年2月26日(月)天気晴れ時々曇り
今回は早咲きの桜「河津桜」を求めて伊豆の河津に出掛けました。
河津川には、桜だけでなく上流には「河津七滝」と言う変化に富んだ七つの滝があり、
一度は見る価値があるよ、と情報通からの一報を頂き散策することにしました。
そして勿論名物「わさび丼」は欠かせませんね!実は、これが今回の本命かも!なんて!
当日は事前の予報を覆すうれしい空模様となり、用意した傘を差さずに楽しむことが出来ました。


朝10時20分、伊豆急行線「河津駅」に6名(ゲストさん含む)の会員が集まりました。
丁度2月は「河津桜まつり」が開催されており、平日ではありましたが沢山の観光客が訪れていました。半数以上が訪日のアジア系外国人と、多くみられました。今回は河津川の
上流からまず滝を見ながら下って、昼食を挟んで、下流のお祭り会場を目指します。




駅前からバスで滝の入口、「河津七滝遊歩道上入口」へと向かいました。
ここでちょっと博学?雑学?入門。
この地方では「滝」のことを「だる」と呼びます。なぜなぜ?
「だる」は「水が垂れる」からきた、この地域に平安時代から伝わる貴重な民族語だそうです。因みにバスを降りた「河津七滝遊歩道上入口」は2022年に改名されたバス停で初めて来た時には「水垂(みずたれ)」となっていました。
また「垂水」と呼ばれる地名は全国に25ケ所ある様で、北は青森県から鹿児島県までに及んでいます。「水」を東は「みず」、西は「み」の読みが多いようです。
例外として鹿児島県の「たるみず」がありますが?
およそ30分走って、バスは「河津七滝遊歩道上入口」へ到着、七滝見物に向かいます。
遊歩道は全長850mあり、7つの滝と見事な柱状節理の岩盤を見たり、前日までの降雨で勢いを増した急流が、そして小説で有名な伊豆の踊子像を見たり、約1時間掛けて下ります。












【第1イベント】 滝巡り!
1番目は「釜滝」です。
落差22m、幅2mで七滝の中で2番目に落差の大きい滝で幅が狭いので迫力があります。
滝つぼの形が釜の底に似ており、藍色の水は吸い込まれそうな神秘さを秘めてます。
2番目は「エビ滝」です。
落差5m、幅3mと他の滝と比べて少し太めで、えびの尾びれに似て、可愛らしい姿で
何段階かで流れている滝で立体感があります。
3番目は「蛇滝」です。
落差3m、幅2mで正面から見ると今にも大蛇が襲ってきそうな迫力です。
柱状節理に囲まれ、ゴツゴツと黒光りする玄武岩はまるで蛇の鱗の様です。
4番目は「初景滝」です。
旧下田街道から最初に見えた滝、また滝の傍で修業した僧の名前とか諸説あります。
河津七滝の顔とも言える滝で、滝の傍には川端康成の小説「伊豆の踊子」の主人公
伊豆の踊子と青年の像が撮影スポットで賑わっていました。
5番目は「カニ滝」です。
落差2m、幅1mの一番小さな滝です。唯一河原に下りて滝の水に触れることが出来、
左右の柱状節理がカニの甲羅に見え、こじんまりした落ち着いた雰囲気があります。
6番目は「出合滝」です。
河津川本流と支流の荻野入川が合流する滝です。周りの険しい柱状節理の岩肌も水流
によって丸くくり貫かれた様になっています。
7番目は「大滝」です。
落差30m、幅7mの七滝で最大の滝で、垂直に切り立った岩壁から流れ落ちる様は圧巻
です。滝の近くに露天風呂があり、滝を見ながらのお風呂が楽しめます。

























☆お遊びスポット
遊歩道の途中に「大岩(願)成就」と書かれた願い岩が2か所あります。
川沿いの巨岩が手のひらを合わせた形に見えたことから「拝み石」、「願い石」と
呼ばれる様になり、願い事を唱えながら3個の小石の内一つでも岩に乗せられたらその
願いが叶うと言われています。
ここで勇者4名が挑戦しましたが、願い事が大きくて重すぎたのか小石は殆ど手前で
失速、誰も乗せることは出来ませんでした。残念でした。






【第2イベント】 名物わさび丼!
さあ、お待ちかね期待の「わさび丼の昼食会」でーす。
超人気のわさび農家が経営する「かどや」に心を、いや胃袋を弾ませて向かいました。
いつ来ても満席で何十分、何時間も待たねばなりませんので実は6番目の「出合滝」に向かう途中で予約の名前をノートに記入しておきました。その時点では16人待ち、1時間半位の覚悟を求められました。下見で学習出来ましたので滝見物の途中で名前を記入しておかないと食べられなくなるかもと、事実私の6組位後で本日は終了しました、になりました。




それでも待つこと40分余り、やっと名前を呼ばれて席に着けました。
早速全員一致、「わさび丼とお蕎麦」のセットメニューをオーダー。
まず、本生わさびが到着、店員さんから、「わさびの擦り方」をレクチャー、流石に採れたてのわさびは新鮮、一生懸命鮫皮のおろし板で擦りました。途中からわさびの香ばしい匂いが漂って食欲が湧いてきました。そして待望のわさび丼お蕎麦が到着。
わさび丼に擦ったばかりの「本わさび」を入れて、周りにわさびに醬掛からない様に醤油を垂らし、ほうばりました。皆さんわさび掛け過ぎ、ツーンと喉に、鼻にきて悶絶する人も!でもでもこれが本物のわさび丼、十分に満足な一食でした。
この旨さに「ワサビ漬け」や「本わさび」を買い求める人もいました、良いお土産。





【第3イベント】 河津桜まつり
河津桜鑑賞
昼食後は桜まつり会場の中心地、河津川両岸の桜並木を目指しました。
まずは「河津桜の原木」がある民家(飯田勝美氏)の庭先へ。
1955年頃河津川沿いで芽吹いていた桜の苗を偶然見つけ、庭先に植えたのが原木です。
河津桜はオオシマザクラとカンヒガンザクラの自然交配種と推定されています。
人気の河津桜の原木ですが、ここのところの暖かさで盛りを過ぎて葉桜になっていました。





河津川沿川には、役場の桜、豊泉の桜、上河原の桜など有名は桜も点在しています。
河津川両岸に咲く河津桜を見ながら、またぎっしり並んだ屋台を楽しみながら下流へと
散策しました。雨上がりの平日と言うこともあり、人出は少な目でしたが外国人が目立っていました。途中からは菜の花も咲いてきてピンクに黄色を添えてのグラデーションと
なっていました。2km近く歩いて自然の恵みに感謝、感謝の時間でした。























全体的には1週間位最盛期を過ぎていましたので少し残念なところもありましたが、まだまだ綺麗で色とりどりの賑わいを見せてくれました。
帰りの電車の時間に合わせてやや急ぎ足となりましたが、河津駅に到着、今回の例会の
終了となりました。
文・写真 有田知義
写真提供 柿本政昭
伊東哲也


