健康歩こう会年間計画で8月は休会としていましたが、日頃は行くことができない場所の見学として「皇居参観」を特別例会として実施しました。

実施日 2025年8月9日(土)
集合場所 皇居桔梗門(ききょうもん)前
参加者数 23名(健康歩こう会会員以外の参加者も含む)
天候 暑い日・曇
健康歩こう会では、3月例会(雨のため中止)、5月月例会(雨のため中止)、6月例会(熱中症警戒アラートが発令されたため中止)としばらく実施できていなかったこともありましたし、7月例会は実施しましたが参加者が少なかったこともあり、皇居桔梗門前に集合した会員は久しぶりに顔をあわせる会員同志、積もる話に花が咲いていました。「桔梗門」が読めないという会員もいたようで、「ききょう」が読めないの? などの会話も聞こえてきました。
皇居は明治天皇の東京行幸に合わせて、明治元年(1868)に旧江戸城が「東京城」と改称されました。翌明治2年(1869)に「皇城」と改称されましたが、明治21年(1873)明治宮殿が完成したことから「宮城」と改称されました。昭和20年(1945)の東京大空襲により焼失し昭和23年(1948)には宮城の名が廃止され、「皇居」と呼ばれるようになりました。昭和43年(1968)に現在の宮殿が完成しました。
皇居は千代田区の中心部に位置しており総面積は千代田区の約10%に相当する1.15K㎡(宮内庁管理部分)で東京ドーム約25個分となります。と言われても、狭いマンションに住まいする私には、その広さにはピンときません。
皇居周辺は緑が多く、コンクリートジャングルと言われる市街地に比べると平均1.8℃温度が低いと言われていますが、午前中のウォーキングだったこともあり「歩きやすい環境だね」「さわやかな風が気持ち良いね」などと話をしながら歩く会員もいました。




受付
午前9時から当日の整理券が配布されましたが、我々は事前に参観の団体予約をしていたので早めに並ぶこともなく、9時30分から入場することができましたが、この時刻までに集合場所に来ない会員がいたので、我々の入場は約10分遅れてからとなりました。
団体申し込みをしたのちに参加希望の会員がいたので、この会員は整理券をもらうことで入場する会員もいました。入場に先立ち事前に申し込んだ参加者名簿と合致しているかのチェックがあり、各自が身分証明できる運転免許証、マイナンバーカードなどを提示する確認がありました。この後持ち物検査を受けて、いよいよ皇居内に入場です。
団体入場しましたがまずは「窓明館」で皇居全体の説明などをビデオで拝聴したあと、見学に関する注意事項などの説明がありました。外国人の観光客の参観者も多く、日本語のみならず、英語、フランス語、スペイン語。、中国語、韓国語での説明もありました。本日の皇居参観はこれらの外国語でも説明されます。出発前の説明の時間を利用して、自販機で飲み物を買う人、売店でお土産を物色する人、スタート前にトイレに行く人などもいました。
いよいよ皇居参観ツアーの出発です。窓明館に入る前に幹事の指示により後方に席をとっていた会員たちは、外に出て日本語の説明員の近くに集まることができました。これで説明もよく聞くことができる状態となりました。それぞれの言語の解説員ごとにグループを作り出発です。
富士見櫓
まずは富士見櫓横を通過します。徳川の江戸城のころは、高い建物もなく空気も澄んでいたことから約100Km離れた富士山がこの櫓からよく見えたことと想像されますが、今は富士山の眺望は見ることができなくなっています。説明員も何度かこの櫓の三階に登って確認したが、富士山は見ることができなかったとのことです。どの方向から見ても同じような形に見えることから「八方正面の櫓」とも呼ばれているそうですが、明暦の大火で天守閣が焼失した後の「代用天守」となった櫓でした。



宮内庁庁舎
宮内庁は、皇室関係の国家事務、天皇の国事行為である外国大使・公使の接受に関する事務、皇室の儀式に係る事務などを所管する内閣府の機関です。参観の一行は宮内庁庁舎前の広場を通過して宮殿東庭に向かいます。



宮殿東庭
一般参賀の際、天皇をはじめとする皇族方がお出ましになる長和殿に面した庭です。約4500坪あり一般参賀などでは約2万人が一度に参賀することができる広場です。一般参賀の際、最前列の人が並ぶ場所まで進むことができましたが、皇族方がお出になられる場所との距離は、テレビのニュースなどで見ているよりはるかに近く感じることができました。皇族方の並ばれる長和殿も思ったより低い位置で、ここに皇族方が並ばれると身近な存在に感じるとの印象でした。




宮殿
長和殿に向かって左端に玄関(入り口)があります。各国から宮殿に訪問される賓客の方々をこの玄関でお迎えになったり、お見送りをされるという場所です。そのような場面のニュースを思い浮かべてあの現場はここだったということを思い浮かべることができました。



一般参賀でおなじみの長和殿後方の宮殿には儀式・行事が行われる「正殿」「豊明殿」、陛下がご公務をお執りになる「表御座所」などがあります。宮殿の中で最も格式の高いのが「松の間」です。天皇陛下が即位を宣明された「即位礼正殿の儀」をはじめとし、文化勲章や叙勲の親授式、歌会始の儀、天皇陛下が内閣総理大臣(国会の指名)と最高裁判所長官(内閣の指名)を任命される儀式などを行います。宮殿内部にはふだん立ち入ることはできませんが、平成26~27年には、上皇さまが傘寿となられた記念に特別参観が行われたそうです。次回、特別参観があればぜひ参観してみたいものです。
二重橋(正門鉄橋)
皇居前広場から正門を入り宮殿に至る濠に二つの橋が架かっています。手前の橋が「正門鉄橋」(せいもんてつばし)、奥にあるのが「正門石橋」(せいもんいしばし)です。一般的にはこの二つの橋を総称して「二重橋」と言われていますが、厳密には奥の橋(正門石橋)の名称です。この橋はかつて、橋げたを支えるため中途に台があり二重構造になっていたことからこの名前が付きました。現在の橋は昭和39年6月にかけ替えられたものです。通常は使用されず、国賓客の公共訪問など宮中の公式行事と新年、天皇誕生日の一般参賀の際に利用されます。
参観の一行は二重橋を渡り切ってUターンをして宮殿東庭に戻ります。




皇居参観終了
本来のコースは、この後宮殿の横を通り宮内庁の建物をぐるっと回るコースですが、熱中症防止のため、本日は元のコースを戻って窓明館前の広場から、桔梗門を出て参観は終了となりました。
参観のグループの後ろにいたメンバーもいましたので次の行動ができるよう全員そろうまでしばらく休憩です。
次の行動は、集合写真の撮影と昼食会場への移動です。
皇居内ではスナップ写真の撮影はできましたが、集合しての撮影をすることができませんでしたので、先ほど渡った二重橋(正門鉄橋)が見える場所での集合写真の撮影をしました。
この後、丸の内にあるレストランで昼食懇親会です。本日のメニューは海鮮丼セットと生ビールです。

普段は入ることができない皇居の参観ができた感激と、暑い中を歩いた後の冷えた生ビールの味は格別においしく感じる一杯でした。
文章作成 柿本政昭
写真提供 辻井 勝
込山廣明
伊東哲也
柿本政昭
皇居前は短パン姿の海外の方、3、4人でランニング、皇居参観に待機する日本人、東南アジア、アメリカ、ヨ−ロッパの人達が猛暑のなかスマホを見ながら開門はいつかいつかと首をながくして待ってました。宮内庁職員による国毎の言語でコ−ス、皇居の説明をうけ、その昔、富士見櫓から遠く富士山が望めたそうです。一般参賀でお馴染みの長和殿、鉄橋(二重橋)を渡りここからの眺めも格別でした。
皇居参観、とてもよかったです。お昼はビ−ルで乾杯、海鮮丼も美味しくいただきました。
スタッフの方々、参加の皆さまお疲れさまでした。 6665 山村 伸明